セリーグ全日程を終了 個人タイトル決定
【打撃部門】
福留が首位打者、ウッズが本塁打王・打点王の2冠と、主要部門を中日勢が独占した。福留は2位の李スンヨプ(巨人)に2分以上の差をつける独走で、02年に続き2度目のタイトル。ウッズは47本塁打、144打点とともに自己最高の数字で、本塁打は横浜時代の03、04年に続き3度目、打点は初のタイトルとなった。中日勢以外で奮闘したのが青木(ヤクルト)。史上初の2年連続の200本安打には8本足りなかったが、最多安打部門を2年連続で制したほか、初の盗塁王にも輝いた。ヤクルトの選手が盗塁王となるのは92年の飯田以来14年ぶり。昨年まで5年連続盗塁王の赤星(阪神)は2位に終わった。
【投手部門】
こちらも川上が最多勝、岩瀬が最多セーブと中日勢が活躍。川上は04年以来2度目、岩瀬は2年連続2度目のタイトルとなった。川上は井川(阪神)と並び最多奪三振にも輝いた。最優秀防御率は黒田(広島)が初の栄冠。1点台での受賞は89年の斎藤雅樹(巨人=1.62)以来17年ぶり。最優秀中継ぎは、藤川(阪神)と加藤(横浜)がホールドポイント35で並び、ダブル受賞となった。藤川は昨年に続き2度目、加藤は初。【神保忠弘】
▽中日・川上 自分の役割が果たせた。悪い時も最低限のピッチングができた結果だと思う。
▽横浜・加藤 タイトルを取れるとは思わなかった。今季65試合に登板し、そういうところ(中継ぎ)でしか役立てなかったが、そこに充実感を覚えるし、年間通してやってきたことが評価されたのはうれしい。
セリーグは全日程を終了して、さすがに優勝した中日がタイトルをほとんど取りました。特にウッズの本塁打47本は凄い!
阪神はやはり藤川の活躍が目立った一年でした。
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